真空ポンプ修理・電子部品(トランス)設計製作・ヘリウムリーク検査は株式会社ソナスリンクへ

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ヘリウムリークの受託検査



微小な漏れ検査、リークポイントの特定と数値化を実現

試作品の評価から量産品まで、漏れ検査のアウトソーシング


弊社は「試作品」「量産部品」「密閉構造容器」「不具合品」「配管構造物」等の気密検査ニーズに対応する「ヘリウムリーク受託検査サービス」を行っております。



自社製品の気密性能を客観的な数値で把握したい、実際にリークトラブルが発生した商品の調査したい、水没法やエアリークテストより高レベルの検査をしたい、出荷前のヘリウムリーク検査が必要になった等、お客様のご要望に応じて製品をお預かりし、受託形式でリークの有無と数値を調査します。



※「ヘリウムリーク検査」は検査品の気密性やシール性を確認する検査方法の一つで、数ある気密検査の中でも微小かつ定量的な漏れ試験ができるため、多くの企業や製造現場で採用されている信頼性の高い気密検査です。


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検査対象品

検査対象品は「気密性を求められるもの(密閉構造物やシール構造部)全般」になります。


配管部品、各種容器、電子部品、自動車部品、水素エネルギー、食品/医療、その他の接合品など、広範囲の分野に対し検査が活用できます。年々気密性に関する重要度は高まってきており、水没法やエアリークテストからステップアップした検査として採用されています。


(詳しくは「検査対象品について」をご参照ください)




検査方法

「真空法」「加圧法」「ボンビング法」など、お客様に御支給頂くサンプルに合わせて、手法をカスタマイズして検査いたします。




ポイント

初期のヒアリングから検査成績書の発行及び検査結果の解説まで、弊社が一貫して実施・対応いたします。検査によっては検査中の状況や問題点などをお伝えすることも可能です。



実際にサービスをご利用頂いたお客様からは


「検査自体初めてでよくわからなかったが、いろいろ教えてもらえて助かった」


「検査中の状況をしっかり説明してくれたから分かりやすい」


「検査中問題が起こったが、いろいろな解決方法を提案してくれて無事に検査ができた」


などのお声を頂いております。


検査が初めての方も大歓迎です。お気軽にお問い合わせください。



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平日 9:15 - 17:00 (土日祝 弊社休業日除く)





目次

  • 検査対象品について
  • 検査方法
  • 検査基準と検査成績書
  • 受託検査の流れ
  • 受託検査費用
  • お支払い方法
  • よくあるご質問
  • 検査実績、お客様からのご評価
  • お問い合わせ



  • 検査対象品について


    検査対象品は以下の通りです。


    【検査対象品】

    検査対象品は密閉構造物、シール構造物全般です。

    配管部品や容器に限らず、様々な分野の製品に対する気密検査とシール性能の評価を行います。


    (検査品例)

    ■配管部品(バルブ、継手、溶接部品、Oリング・ガスケット・パッキン・接着剤を用いた接合面)

    ■容器(加圧容器、真空容器、液体容器、樹脂容器、ガラス容器などのシール面及び溶接部)

    ■電子部品(半導体パーツ、電流端子、ハーメチック製品、センサー、電池、照明、防水用品)

    ■自動車(燃料系部品、エンジン部品、熱交換器、バッテリー、センサー、コネクタ、配線)

    ■医療/食品(溶液容器、熱シール容器、内視鏡、食品容器、各種保存容器、栓やキャップ)

    ■その他(溶着部品、圧着部品、異種材料の接合部品の開発と評価)



    混載便で輸送できない重量物や大型部品にの検査ついては、一度ご相談ください。




    検査方法

    検査方法は以下の通りです。


    【ヘリウムリーク検査方法】

    株式会社ソナスリンクでは主に「真空法」「加圧法」「ボンビング法」の検査方法を活用しております。




    【1】真空法(スプレー法)

    サンプルとヘリウムリークディテクタを配管やチューブで接続し、真空状態に減圧しながら測定する方法です。ヘリウムリークディテクタの代表的な検査方法と言えます。
    サンプルのシール面や溶接部に対して、ヘリウムガスを部分的に切り分けてスプレーしていき、隙間から入り込むヘリウムの有無を確認したり、リークレートの挙動を見ながら漏れの度合いを確認します。
    微小なレベルの漏れ検査と漏れ箇所の特定に秀でた検査方法ですが、液体または粉体の入ったサンプルや、真空引きによって凹むように変形して壊れてしまう部品、所定の圧力まで減圧できない大きなリークがあるサンプルに対しては不向きな検査方法とも言えます。



    【2】加圧法(スニファー法)

    サンプル内部をヘリウムで加圧し、ヘリウムリークディテクタに接続した「スニファープローブ」というガス吸引用のプローブをリークポイントの至近距離に近づけてヘリウムの反応を見る検査方法です。封入する圧力によってリークの有無に差が出ることがあります。
    大気中のヘリウム濃度5.2ppmがベース(バックグラウンド)として常時検出されるため、真空法並みの微小なリークレートでの漏れ検査はできませんが、真空にできないサンプルや、液体や粉体が残留しているサンプルには対応できます。

    昨今はヘリウム供給不足が社会問題となり、製造業にも大きな影響が出ております。このため高い圧力の検査条件や大量の検査数に対しては濃度を下げる等の工夫が求められています。



    【3】浸漬法(ボンビング法)

    電池や密閉構造の小型電子部品など、配管接続ができない小型の部品の検査に有効です。
    最初にヘリウムの加圧容器(ボンビングチャンバー)でサンプル内部にヘリウムを一定時間ボンビング(浸漬)させ、その後、サンプルを分析チャンバーに移し変えて、リークディテクタを使い真空状態でリークの有無を調べます。

    ボンビング処理の過程でサンプルにリークがあれば、ヘリウムはリークの隙間から中に入り込み、その後のサンプルの外側が真空状態になることでヘリウムはサンプルの外に放出する現象を利用したてです。生産現場では不良率の少ない小型の部品をロット毎に一括で検査する運用をしています。
    弊社では、φ50mm×L400mm程度の棒状の部品が収納できる加圧チャンバー(ボンビングチャンバー)と、分析用の真空チャンバーを保有しています。また、弊社所有の真空チャンバーが活用できない場合でも、別の容器や、お客様所有の容器を使用することで検査に対応できる可能性があります。


    弊社はこれらの検査方法を駆使し、サンプル1個から量産品の検査まで行っております。

    ほとんどの検査が、お客様の希望や製品の特性に沿って条件や手順を設定したオリジナルの検査です。






    検査基準と検査成績書

    弊社では検査に際し、より正確に行うため、下記の要領で実施しております。また、検査結果はご要望があれば1検査品毎の数値の提示を致します。


    【検査に使用するリークディテクタの管理】

    ・正確な検査を行うため、定期的にリークディテクタに搭載している内部校正リークの更新または校正を実施しております。

    ・性能維持のため分解クリーニング、各種調整、エージング等を行っております。

    ・一連の検査を実施する前に必ず「自動校正」の機能を用いて感度の校正を行います。

    ・スタンバイモード(テストポートラインのバルブ閉)における分析管内のリークレートが、原則として5.0×10E-13Pa・m3/s(最小検知感度)になることを確認します。

    但し、数量の多い検査や、繰り返しリークを検出するサンプルの検査では、分析管にヘリウムが残留し上記のバックグラウンドを常に維持できない場合があります。

    ・検査中の機械故障を防ぐため、吸気口に異物吸入防止のフィルターを設置します。



    【検査の基準】

    ・1つずつ、1箇所ずつ丁寧にリーク検査を行います。

    ・予め指定頂いたリークポイントに対して漏れの有無とリークレートを記録します。

    ・支給品について検査中は素手で触れないように手袋着用で取り扱います。

    ・漏れの見落としが無いように、合否の閾値(セットポイント)を設定し、閾値以上のリークについてはブザーを鳴らし 認識できるように致します。

    ・セッティングの仕方によりリークレートが変動してしまう支給品に関しては、数値の挙動に応じてダブルでリークチェックを行い数値の正確性の追求と、リークの見落としが無いように検査します。

    ・その他、御支給品の形状や材質によって受ける影響などを加味した検査を行います。



    【検査成績書】

    ・リーク検査の結果に関しては、検査成績書に結果を反映の上、下記のうちのいずれかの形式で報告致します。


    1.標準

    検査時の各種情報、検査対象の個別のリークレート、コメント


    2.合否判定のみ

    予め設定した閾値に対しての合否判定を札や名刺サイズのカードを添付。個別の識別番号やリークレートの記述なし。


    3.試作・開発・性能評価向け

    漏れの傾向が分からないもの、漏れ方の詳細に関する説明が必要なサンプルに対しての報告書。トレンドグラフを用いたリークレートの推移など詳しい説明を盛り込むことができます。


    お客様のフォーマットにお客様が指定された内容の検査結果を記入してお渡しすることも可能です。工数はお打ち合わせに基づいて算出します。


    検査結果については、成績書での回答の他に致しますが、必要に応じて電話やメールにて補足説明や検査を通じて認識できた内容などもご説明致します。全体を通して、お客様にとって分かりやすい報告ができるように努めております。



    受託検査の流れ

    弊社では下記の流れで、受託検査を行っております。


    • 1. お問い合わせに対し、サンプルの形状や合否判定ラインと数量を確認
    • 2. お見積が可能かの検討及びお打合せ。サンプル見本品の授受など
    • 3. お見積回答
    • 4. お客様からのご注文・内示など検査実行の意思を確認
    • 5. 必要に応じて検査に必要な治具を準備(検査治具の製作または手配を行います)
    • 6. お客様から検査品をお預かり
    • 7. ヘリウムリーク検査を実施
    • 8. 報告書の作成・提出(自社報告書以外にもオプションでお客様のフォーマットに検査結果を記入することも可能です)
    • 9. 検査済のサンプルを出荷、納品書及びご請求書の発行

    • *量産品の場合は事前準備の段階で、サンプルの漏れ方の傾向や検査時間を把握し、検査ボリュームに対して効率的な検査方法を見極めて最終見積を提出します。


      検査する部品は、お客様や製品により様々です。

      樹脂素材や複雑な部品形状をしている場合、検査そのものが難しい場合も多々ありますが、お客様とご相談の上、どのような検査の仕方が適しているかを提案するスタイルで商談を進めて参ります。


      お客様の製品を真空引きによって検査するか、ヘリウムを封入して大気側からリークの有無を拾うのかによって必要となる部品や治具もセットで考えて提案しております。

      また、開発品の評価段階では、漏れ検査に対応するためサンプルに二次加工(穴を開けてチューブを接続したり、シール面を研磨処理する等の処置)も検査に付随した一連のサービスとして提案致します。
      弊社が保有している機材やアダプタ類で検査が実施できる場合は、納期面でも早い日程で検査に着手することができます。


      検査品は1個から既製品のロット検査まで承っております。ほとんどのお客様は、最初は様子見で少量を調べるところから始まり、徐々に数量や多品種の検査に移行して頂いておりますので、お気軽にご相談ください。




    受託検査費用

    受託検査の費用は検査対象・条件等により異なります。


    【試作品・少数検査の場合】

    試作品や少数のサンプル検査の場合には「基本料金」+「検査成績書費用」+「検査品の検査費」+「諸経費」+「治具代(必要に応じて)」という見積構成でお見積りいたします。


    「基本料金」は、ヘリウムリークディテクタの検査に関わる期間(日数)に応じた使用料と、一連の検査のセッティングや調整に関する費用、検出感度を維持する整備やエージングに要する費用が含まれております。


    「サンプルの検査費」は検査品の形状、検査方法、検査時間、合否判定値、測定ポイント数、材質、サンプル二次加工の有無、グラフデータの取得有無などにより大きく異なります。


    お客様のサンプル用に合った「検査治具」を準備する場合は、その費用は案件ごとに算出しております。


    価格帯は検査の複雑さ・数量・治具の有無により大幅に変わりますので、詳しくはお問い合わせください。

    実際の検査において想定外に検査が難航したり、リークがあり時間を長く要してしまう等のトラブルが発生しない限り、追加料金なしでお見積書の金額通りの検査業務を行っております。



    【量産品・多数検査の場合】

    量産部品で毎月数百個など、多数のサンプルを検査する場合は、基本的には一旦事前に検査(有償)を行って、一連の検査に要する工程と時間を勘案してから、正式なお見積書を発行するようにしています。


    ヘリウムリーク検査の場合、形状から判断して問題が無いと思えるサンプルでも、実際に検査を行うと、予想外の結果が出る場合があります。そのため、量産品に対しては一定レベルの検査品質を確保するため事前に検査をお願いしております。

    事前検査の結果により、治具や検査方法の見直し、正式なお見積書を発行いたします。


    検査品の形状や材質、合否判定値等のみでも大まかなお見積りは可能です(治具代を除く)。

    但し、参考程度のお見積りになりますので、実際の運用の際には金額の見直しを行わせていただきます。予めご了承ください。



    お支払い方法

    検査終了後、弊社よりお客様宛に請求書を発行致します。

    お見積書の発行時に定めた支払期限までに請求書に記載されている弊社の指定口座にお支払いをお願い致します。



    よくあるご質問

    Q1. ヘリウムリーク検査について質問や相談をしたいけれど、どう聞いて良いか分からない。


    A1. まずは、どのようなものを検査したいのか。何個調べるのかについて教えてください。


    その後、ガスや空気の設備に使うのか、液体を流す部品なのか、防水性能が確保できれば良いのか等のヒアリングを通じて検査方法と、リーク量の合否判定ラインを相談の上、お客様に最適な検査プランを設定いたします。図面・写真・実物サンプルなどを確認することで、より具体的な提案が可能です。



    Q2. ヘリウムリーク検査と水没検査等の検査の違いは何ですか。


    A2. 確認できる漏れの細かさのレベルが違います。


    例えば水没法の場合、水槽に水没させた部品から気泡が出てくるリーク量を数値化した場合、目視可能な最も小さい気泡が出ている場合のリーク量は10の-3乗Pa・m3/sに相当します。これに対しヘリウムディテクタを用いた検査では、サンプルや検査条件により検出感度が異なるものの最小で-12乗Pa・m3/s台のレベルの漏れの有無や大小が短時間で分かります。水没法と比較して9桁(10億分の1)小さいレベルのリークの有無を定量的に認識できるというメリットです。その他にリーク量を定量的に把握できる点もメリットと言えます。


    但し、ヘリウムリーク検査の場合は検査にあたり細かな注意点が多いため、水没法の方が簡易的に行うことが出来ます。



    Q3. 検査用のアダプターもお任せできますか?またはサンプルに加工もできますか?


    A3. お任せください。


    弊社で実際にこなしている検査の半数以上は、サンプル専用の接続治具または固定治具を準備して検査を行っております。基本的には手持ちの治具の活用や、入手性の良い部品を組み合わせることで費用を抑えた治具を準備し検査に活用しております。


    また、ステンレスの切削や溶接を駆使して製作する専用のアダプタも弊社にて承っております。






    検査実績・お客様からのご評価

    検査実績の一例と、検査サービスをご利用いただいたお客様のお声です。


    【検査実績一例】

    今まで弊社で検査対応した製品の一例です。


    ・半導体製造設備用部品・・・プロセスガス導入系、溶接部品他

    ・精密機器・・・半導体装置用の部品、ネジ部のシール性能、水冷用パーツ他

    ・真空チャンバー・・・実験用設備のリーク場所探し、溶接後の気密検査他

    ・バルブ・・・外部リーク及び内部リーク(締め切り性能)の検査他

    ・電子部品・・・コネクタ、密閉構造のセンサ、表示灯、電池、ヒーター等

    ・車載部品・・・車載用部品の各種評価

    ・新素材開発・・・シール性評価

    ・医療用機器・・・医療現場用機材の気密性評価

    ・量産部品・・・量産部品の気密検査

    ・その他評価・・・様々な形状・材質・各ストレスを加えた製品に対する検査など


    ※日本全国のお客様からご相談と検査依頼を頂いております。

    ※真空法と加圧法による検査をする場合は、配管を接続するためのポート(継手・穴・パイプ等)が必要です。詳しくはご相談ください。




    【お客様からのご評価】

    品質管理・製造現場・研究開発・営業部門のお客様からのお引き合いとリピートが多く、お陰様で実際にリピート検査、同社の別モデルの検査をご依頼して頂いたお客様や、将来的に次回の検査時にも弊社を希望されているお客様など、多くの方からご支持をいただいております。


    実際に検査をご依頼いただいたお客様からは
    「ヘリウム検査は初めてだったが、しっかり検査してもらえて良かった」
    「ヘリウムリーク検査に関する理解が深まった」
    「次回の検査でも続けて依頼していきたい」
    などのご評価を頂いており、お客様のお言葉を励みに日々の検査業務に取り組んでおります。


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