真空ポンプ修理・電子部品(トランス)設計製作・ヘリウムリーク検査は株式会社ソナスリンクへ
予想外のリークポイントを発見?!
弊社では、お客様の現場にお伺いしてヘリウムリーク検査を行う、出張ヘリウムリーク検査サービスを実施しております。
装置や設備の完成時やの工場での据付時、各種メンテナンスのタイミングやリークと思しきトラブル時の漏れ探しなど、お客様のご要望に合わせ弊社スタッフがお客様の現場に伺いし、ヘリウムリークディテクタを用いた漏れ検査を行います。
検査の作業はヘリウムリーク検査並びに真空機器・ガス配管やバルブに詳しいスタッフが担当し、適切な検査を行うよう心掛けております。
出張ヘリウムリーク検査を通して発見できたリークポイントや問題点は、検査結果としてその場でお客様にお伝えし、後日提出する報告書にも記載します。
お陰様で2024年はサービス開始から4年経過しましたが、ご注文頂いた多くのお客様の多くから、検査結果に対し高いご評価をいただいております。
実際にサービスをご利用頂いたお客様からは
「こんなにはっきり漏れているのが分かることに驚いた」
「想定外の場所から漏れてるなんて、今まで全く気が付かなかった」
「漏れポイントだけでなく、ポンプや真空計の不具合を指摘してもらえて助かった」
などのお声を頂戴しました。
真空装置のユーザー様をはじめ、自社製品など気密チェックや水漏れ・ガス漏れのチェックを現場で実施したいお客様も、お気軽にお問い合わせください。
■検査実績
・研究開発用の装置の漏れ探しにてリークポイントの発見及び補修による問題解消
・製造工場における量産装置の漏れ探し、軸シールの大きなリークを発見
・プラント設置の大型タンクの検査にてリーク源の発見と部品交換による性能回復
・お客様工場を訪問しての製品の出荷前の漏れ検査の実施
・リークはどこかと思って調べようとしたら、真空ポンプの不具合だった etc・・・。
■出張リーク検査空き状況
検査に関するお打ち合わせや接続部品等の用意など、実施の事前準備にお時間をいただいております。
検査のご希望がございましたら、早めにご相談いただければ幸いです。
お客様のご住所や検査環境と諸条件により対応できないこともあります。
お問い合わせはこちらへ
*初めての方は下記のページ内容をご確認の上、お問い合わせください。
弊社の出張ヘリウムリーク検査サービスは主に「工場や研究設備に設置されている装置の検査」「混載便などでの運搬が不可能なユニットや部品の気密検査」「ヘリウムリーク検査を行いたいが設備や適切な方法が分からない」等のニーズにお応えして、弊社のスタッフがお伺いし、用途や目的に合った検査方法を用いてヘリウムリーク検査業務を代行して行います。
■出張検査の効果
・現場で、装置や配管からの漏れの有無や漏れのレベルを数値で確認できる。
・漏れ箇所をピンポイントに特定することにより、リーク部位だけを修復するといった効率的な整備が可能となります。
・真空装置の場合、漏れ箇所を特定・修繕することで到達圧力の向上や、高純度なプロセスへの改善に繋がる。
・装置本体の他に付帯している真空ポンプや圧力計の状態も確認しながら検査を行うことが出来る。
■検査機レンタルとの違い
・検査用の機材の操作は弊社スタッフが行いますので検査が初めてのお客様にも安心してご利用いただけます。
(出張検査には「真空技術」「高圧ガス」「装置・機器・配管・材質」の知識を有し、数多くの現場で実作業を行っている経験豊富なスタッフがお伺いします)
・検査で不明な点があれば、その場でスタッフに質問ができます。
・多くの現場や部品のリーク検査の経験を基に、最適な検査機の取付場所の判断を行い、漏れ箇所の予測を立て迅速に検査を行います。
・真空機器にも精通しているため、ご希望があればヘリウムリーク検査を通して付属している機器の状態やメンテナンスの相談も可能です。
お客様の環境や設備に応じて、できるだけ効果的な検査を行うように作業致します。まずはお気軽にご相談ください。
どのような場所にリークがあるのか、また程度はどのくらいかを把握して頂き、今後の設備運用や整備計画にご活用を頂ければ幸いです。
弊社では下記の流れで、出張検査を行っております。
弊社は下記機材に加え、複数のオプション部品や機材を使用して検査致します。
弊社ではドイツのファイファーバキューム社が販売するヘリウムリークディテクタ「ASM310」を保有しております。
1.業界屈指の軽さ
最大の特徴は21Kgという軽量化さとB4用紙大の設置スペース。
1人で段差も持ち運べるため、現場への持ち込みも含めた作業効率は抜群です。
2.競合を凌ぐ広い測定圧力領域
真空法における最大吸気口圧力は1500Paで大きなリークに対しても有効です。
3.その他の特徴
実用上の最小検知感度は1.0×10E-12Pa・m3/sで微少リークも検出可能。クリーンルーム対応のドライポンプ仕様、SDカードへ検査結果が直接保存機能、日本語表示、優れた静音性など魅力的な機能を有しています。
ヘリウムリークディテクタASM310の性能等を示します。
モデル名 | ポータブルヘリウムリークディテクタ ASM310 |
最小検知感度(真空法のスタート状態) | 1.0×10E-12Pa・m3/s |
最小検知感度(加圧法・スニファー法) | 1.0×10E-8Pa・m3/s |
検知ガス(切替え可) | 4He(ヘリウム4・標準)、3He(ヘリウム3・同位体)、H2(水素) |
テストポートフランジ | NW25真空フランジ(ISO-KF25) ※荷重5kgまで |
最大テストポート圧力 | 1500Pa(ゲージ圧では-99.85KPa) |
あら引きポンプ | ダイヤフラムポンプ 排気速度 1.7m3/h(約28L/min) |
外形寸法・重量 | 幅350mm×奥行254mm×高さ448mm(設置面積B4用紙大)・21kg |
電源 | AC90~240V 最大消費電力300W ※AC100V3Pプラグ付ケーブル添付 |
騒音レベル | 45dB(A)以下 |
内部校正リーク性能 | 2021年更新の成績書(英文)はコピーで提出可能 |
出張検査の費用は検査対象・条件・検査時間・準備費用・お客様の所在地等により異なります。
詳しくはお問い合わせください。
出張検査終了後、弊社よりお客様宛に請求書を発行致します。
見積時に設定した支払期限までに請求書に記載されている弊社の指定口座にお支払いをお願い致します。
以下の条件に対してはヘリウムリーク検査のサービスを行うことができません。
1.真空法の検査において、事前情報と異なり、お客様設備とヘリウムリークディテクタが適切に配管接続できないことが判明した場合
2.真空法の検査において、測定モードに移行するための条件である1500Pa以下まで減圧できない場合
3.真空法において、検査対象から粉体・異物、液体、溶剤、油、有害ガス等を吸引し、機械に故障のリスクあると判断した場合。
4.真空法において検査対象の構造上ヘリウムガスが散布できない場所。加圧法においてスニファープローブが届かない場所
5.設備を分解しないと調査できない場所で、かつ弊社の責では分解及び復旧ができないと判断される部位の検査
6.降雨による水濡れ、粉塵が舞う場所、低温または高温な場所、電源供給できない場所、高所、放射線管理区域など本体及び作業者にとって不適当な環境での検査
7.その他、事前に知らされていない検査項目の追加や、弊社が想定していない事態への対応(現場にて要相談)
なお、訪問時に検査機への汚損や故障リスクがあることが確認できた場合は、検査を中止し、現場に滞在した時間工数及び移動に要した費用、一部の準備に要した部品費等を請求させて頂く場合がございます。
お申込み・お問い合わせはこちら