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日本国内で設計製作 - オーダーメイドで造る「電源トランス」


トランス・コイルの設計はお任せください!

小型・高圧など、様々な仕様のトランスを製作いたします

弊社では、オーダーメイド(特注)にて基板実装型の「高周波DC電源トランス」を中心とした下記のトランス(コイル)の「新規製作」・「改良」・「置き換え」を行っております。



製作可能なトランス・コイル

  • 1. 高周波DC電源トランス(スイッチング電源トランス)
  • 2. PoE対応トランス
  • 3. パルストランス
  • 4. パワーインダクタ 他

*RoHS対応は勿論のこと、その他規格にも対応しております。



設計及び製作は日本国内にて行っております。

高い品質のトランスを製作するため、設計はトランス・電源回路の知識・技能・経験を共に高いレベルで有しているトランスの専門技術者が担当いたします。


トランス周辺の電子部品や電源回路との適合性や損失を考慮しながら、最終的に必要な希望の性能が出るように設計を行いますので、何度もトランスの試作を重ねて開発期間やコストが延々と増大していく事態を回避することが出来ます。

完成したトランスは安全で安定した性能が出る個々のお客様ごとの専用モデルです。

実際に納品した複数のお客様からは、トランスの性能に対し高いご好評を頂いております。


「電源トランス(電源回路に用いられるフライバック・昇圧・降圧等)」の他、パルストランス・カレントトランス・パワーインダクタ等、様々な種類に対応しております。製作可能なトランスも徐々に増えておりますので、何かございましたらお気軽にお問い合わせください。



*弊社では上記の製品を使用した「スイッチング電源」もオーダーメイドにて製作しております。自社にてトランスを製作しておりますので、細かな仕様の設定が可能な上、お客様先でのトランスの相性検討の時間が不要となります。(トランスを使用しない電源も可能です)

詳細は「電源設計製作」をご覧ください。



用途

用途としては、下記にご使用いただけます。


産業機器用

電源(変圧器)・照明・測定器・検査機・制御(コントローラ)・通信機器・ポータブル機器・その他の各種製品


ホビー用

映像・音楽・おもちゃ・カメラ・ドローン・ロボット・教材など


医療機器用


その他、様々な用途の機器に実装可能です。



弊社電源トランス製作の基準例

弊社電源トランスは下記を基本にオーダーメイドの設計・製作・製造を行っております。

その他のトランスやコイルに関してはお問い合わせください。


仕 様  :基板実装型スイッチング電源トランス

製 作  :日本製

製作方式 :特注設計対応(各種回路方式に対応)

構 造  :閉磁路構造


入出力条件:DC/DC, DC/AC

入力電圧 :1V~可能な範囲まで

出力電圧 :1V~可能な範囲まで(複数出力可)

電流   :ご希望の値

動作保証温度:-30~+105℃(130℃まで応相談)

*動作保証温度は自己発熱温度になります。


設 計  :国内完全自社設計(評価回路試験可)

環境・規格:RoHS対応 JIS規格対応 他

材料コア :TDK等フェライトコア、等(特殊形状も対応可)

その他材料:国内外製ボビン・トランス用線材・薬剤

線 種  :F種・E種など仕様に応じて変更

対 策  :ノイズ漏れ対策・高効率化対策 等

納期は通常1~2週間、少数の製作OK。

*海外向けのご相談も可能です。

*併せて電源回路の設計もご相談いただけます。

その他のご要望につきましてはお問い合わせください。


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平日 9:15 - 17:00 (土日祝 弊社休業日除く)

*その他のトランス(コイル)・改良・製造のみの場合は、製作基準が異なる場合がございます。

 詳しくはお問い合わせください。




製作可能トランス回路

弊社が製作可能なトランスの回路方式です。

お客様のご要望に合う回路方式にて製作いたします。


フライバック

昇圧トランス

降圧トランス

昇降圧トランス


フォワード

LLCトランス

フルブリッジ

ハーフブリッジ


その他、多種多様な回路方式に対応しております。


この他、弊社にて「PoEトランス」・「パルストランス」・「パワーインダクタ」他製作も可能です。

上記製作に関しましては、材料入手の状況や形状により納期が変動いたします。

詳しくはお問い合わせください。




トランスの性能評価について

弊社では製作中のトランスの「出力値」や「安定性」等のチェックを「トランス用の評価回路」を用いて行っております。

自社の評価回路を使用してトランス単体での性能評価を行う「自社評価」場合と、お客様が実際に使用する回路を模して製作した評価回路を用いて性能評価を行う「回路評価」場合の2パターンがあり、どちらかの方法でで検証を行っております。



*トランスの耐性試験

弊社の製作方式による安全性の確認のため、標準規格で製作するトランスに対してはJIS規格(JIS C60068)に基づき、第三者機関にて各種の耐性試験(衝撃試験・振動試験・耐熱耐寒試験等9項目)を実施致しました。

その結果、安全性及び耐久性に関して問題が無いことを確認しております。お客様向けに販売するトランスも同様の製作方法を踏襲し、安全で高品質な製品をお届けしております。






トランスの製作基本方法

弊社のトランス設計及び製作を行うにあたり、下記の内容にて検討を進めております。


■弊社トランス製作の基本

1.「フライバック」「昇圧」「降圧」等、仕様の確認・お打ち合わせ

2. トランス専門設計者が仕様に沿って設計・製作

3. 「形状」「材料」「線径」「巻き方」等の要素から最適な条件を選び製作

4. 実際の基板に類似した電子回路で特性をチェック

5. RoHS指令やJIS規格、海外規格など対応または準拠





安全安心を重視するための自社一貫体制


弊社では「設計から製作・条件出し・製品チェックまで"トランスの専門家"が一貫して自社にて対応」し、トランスの実装後の問題として起こりうる「ショート」「発熱」「動作不良」などにつきましても設計の段階から考慮して製作しておりますので、高品質なトランスを実現します。


また、弊社では基本的に設計者が製作工程に関わりますので、設計や条件出しの製作過程で確認された問題点や改善案などを、お客様に速やかにフィードバックするといった細かな対応が可能です。



精度・安全性の高いトランスお客様から好評を頂いており、様々なジャンルの産業用機器製造メーカー様からご相談をいただいております。

新規設計は勿論、既存トランスの不具合に関するご相談も増えており、トランス製作が初めてのお客様から自社でトランスを製作されているお客様に至るまで、多方面からご相談を頂いております。


弊社トランスに関するご質問などがございましたら、メールフォームまたはお電話にてお気軽にお問い合わせください。



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高品質を支えるSonus Linkの技術力



弊社は、トランスの設計製作において、性能や品質を重視しており、これらの根幹となる技術については以下の特徴がございます。


1. 設計力に強み、様々なトランス設計が可能

弊社では、トランスの設計知識から巻線の各種方法などの知識と経験を基に、様々なトランス(コイル)の設計を行っております。


ツールを使った計算だけでは分からない製作上のトラブルに対しても、トランス設計技術者が長年培った知識と経験を活かして回避方法を設計の中に組み込み、対策を行いますので、スムーズに製作が進みます。



2. 自社国内工場にてオーダーメイド(特注)対応

弊社は日本国内(神奈川県)にトランス製造工場を有しており、自社にて設計から製作まで一貫して対応しております。


オーダーメイドにて製作いたしますので、入出力電圧やトランスのサイズなど、物理的に可能な範囲内にはなりますが、自由にご要望いただけます。


また、製造行程で品質を落とさないよう、設計者と共に製作と検査を行っておりますので、高いクオリティのトランスを提供できます。


(ワニス乾燥)



3. 適切な設計によるリスク・コストの軽減化

トランスは最終的に実装される電子基板及び周辺回路の電子部品の影響を受けてしまうため、客観的な観点から設計することが重要となります。


お客様から「基板に乗せて動作確認したが動かない」「思った通りの働きをしない」「試作を何度も繰り返したが、費用や時間を想定より多く費やした」というお話や相談を伺うことがあります。トランス単体の性能に問題が無くとも実装する基板回路や周辺の部品との組み合わせにより、そのような事態に陥ることはままあります。


弊社ではトランス設計の際にお客様に十分なヒアリングを行い、周辺の回路を考慮したトランス設計を行っております。それにより、お客様の製品に実装された時のトラブルを減らし、コストや、時間的損失を軽減できるように努めております。


また、ご要望次第では、製作の過程で基板に実装する電子部品を御支給頂ければ、弊社でお客様の回路を模した「評価回路」を作製し、部品間や回路の適合性を確認いたします。

*御支給が難しいようであれば、弊社にて同様の部品を選定して製作することも行っております。


評価回路を使い、要求仕様の条件出しや巻数の最適化作業を行いますので、机上の計算だけを基に設計されたトランスを単独で作るよりも、丁寧な検証と条件出しを行った信頼性の高いトランス製作が可能です。



4. 熟練の技、トランスの技術者が設計製作

トランスの製作は知識だけではなく、巻線の技術や経験が重要となります。

弊社の技術スタッフは20年以上トランスの設計と製作に従事しており、過去に多くのトランスの技術的な課題に関わって参りました。


現在も、お客様からトランス設計の腕前や知見、問題解決に対する実績に対して高い評価を賜り、トランスの品質に関する技術的なサポートのご依頼を頂戴しております。




5. 疑問を解消、丁寧な対話とアフターフォロー

弊社はトランスを設計製作をするにあたり、お客様との相互理解のもと作業を進めて行きたいと考えております。事前の聞き取りは勿論のこと、設計途中に発見された問題など、しっかりと情報共有を行い、後々のトラブルが生じにくい製品を目指したものづくりを行います。


また、トランス周辺回路や部品に関しましても、ご相談を承っております。


トランスの専門用語に馴染みがないお客様に対しては、分かりやすい説明を心掛け、初めてトランスに関わるお客様に対しても、安心してご相談頂けるように努めております。


納品後でも、ご質問やご相談には真摯にお応えして参りますので、何かございましたらお気軽にお問い合わせください。



6. 品質重視、トランスの品質向上の探求

弊社では新しい時代に合った高品質で環境に配慮したトランスの設計製造を目指し、日々新製品の開発や品質向上に関わる検討や評価を行っております。


技術や最新の素材を最大限に活かした環境配慮型のトランスなど付加価値の高い製品をご提供できるように目指しております。





トランス工場・設備紹介




トランス工場

弊社は、トランスメーカーとして日本国内(神奈川県)工場にてトランスの製作を行っております。


トランス専門の職人が安定した製品を供給できるように、細やかなチェックを行いながら製作をしております。





弊社使用機器のご紹介(一部抜粋)

コイル巻線機・半田槽・定温乾燥機・真空含侵装置・LCRメーター・電流プローブ・ユニバーサルカウンタ・耐電圧試験機・絶縁抵抗計・安定化電源・温度計・電力計・マルチメーター・ネットワークアナライザー・直流重畳電流測定装置・マイクロスコープ・デジタルフォースゲージ・はんだこて・はんだ吸取器・脱臭換気設備・薬品保冷庫・その他測定器等




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特注トランス外形図(一例)

トランス製品外形の例です。

下記以外にも様々な形状・電圧のトランス(RoHs対応)を製作しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

その他製品は『トランス特注製品情報』のページをご参照ください。



【EPC SMD・PIN/EI EE外形抜粋】


外観 モデル 寸法(W×D×H(×P1))
トランス S-ER14.5 SMD S-ER14 SMD 15.0×16.5×7.1
トランス S-EPC13 SMD S-EPC13 SMD 14.0×13.9
×7.9×20.3
トランス S-EPC19 SMD S-EPC19 SMD 19.7×20.2
×10.1×25.0
トランス S-EP10 S-EP10 12.0×10.8×12.0
トランス S-E112.5 S-EI12.5 12.7×12.4×9.4
トランス S-EPC25-PIN S-EPC25 PIN 25.3×25.4×16.3
トランス S-EER25.5-PIN S-EER25.5 PIN 26.3×19.7×20.2
トランス S-PQ26/25-PIN S-PQ26/25 PIN 27.1×28.1×29.5
その他
90種類以上
各種形状


【小型高圧トランス カスタム参考例】


外観 モデル 入力電圧 出力電圧 寸法(W×D×H)
トランス S-EFD15 SMD S-E641-5 SMD DC4V - DC12V AC1000Vp-p - AC2400Vp-p 22.0×15.6×7.8

(寸法単位:mm)





【パワーインダクタ カスタム参考例】


外観 モデル インダクタンス 温度上昇許容電流 直流重畳許容電流

cooming soon

SR-P30 PIN 2.7mH 1.1A 1.8A

・直流重畳許容電流は、インダクタンス変化率-30%以内の電流値。

・温度上昇許容電流は、フェライトコアの表面温度上昇が40℃以下の電流値。





【PoE用高周波トランス カスタム参考例】


外観 モデル 入力電圧 出力電圧 出力電流

comming soon

SR-PoE13 PIN +48V +12V 0.25A




上記以外にも、様々な電圧や寸法を取扱っております。

製品情報にて随時更新しておりますので、詳しくはそちらをご確認ください。





トランス設計製作の主な流れ

お客様からご依頼いただきました設計製造は、基本的には下記のような流れで行っております。


1.お客様からトランスの製作依頼、ご相談を承ります

2.依頼の内容(電気的特性や形状など)を確認し、トランスの推奨形状及びピンアサインをご提案

3.お打合せを行い、トランスの形状とピンアサインを決定

4.見積書を発行します

5.お客様よりご注文書を発行頂きます

6.評価回路を使ってトランスの検討を行います。評価回路は弊社で製作しますが、お客様に周辺部品の支給をお願いしながら製作することもあります

7.トランスの仕様出し(巻き数や電線径のアレンジ)を行い最適化を図ります

8.トランスの仕様が確定したら、お客様要求を満たしているかを確認します

9.提出用サンプルを製作します

10.評価回路及びLCZメーター等を使って特性のデータを取得

11.特性データを基にトランスの仕様書を作成します

12.仕様書のチェック(誤記など)を行います

13.提出用サンプルを梱包

14.トランス・仕様書・納品書をお客様にご発送

15.納入後は必要に応じてアフターフォローを行います



その他、周辺回路や周辺部品についてのご相談を承りながらの製作も行っております。

詳しくはお問い合わせください。




当社の設計基準

弊社では設計製造上で下記の判断基準を設けております。


1.トランスの材料は実際に使われる環境下での温度条件で耐えられるものを選定する

2.回路効率は最良の設定になっていること

3.トランスに最大の負荷がかかる条件で、トランスの磁気飽和は発生しないこと

4.トランスの電気的特性(インダクタンス等)のばらつきを考慮する

5.トランスの発熱が設計標準を満足していること

6.回路動作が安定動作をすること(テスト条件は都度設定)


上記の2~6に関しては評価回路を作製し、貴社の回路条件をもとに試作トランスの回路評価を行います。






よくある質問

トランスの設計に関するQ&Aを抜粋して掲載しております。


Q1.トランスとは何ですか?

A1.トランスは「変圧器」とも呼ばれており、入力に対する電圧を変更して出力する電子部品です。フェライトコア(磁性体)に入力用と出力用の電線を巻き付けた構造で、入力用と電力用の電線の巻き数に比率によって、出力電圧が決まります。


計算式は「出力電圧=出力用の電線巻数/入力用の電線巻数×入力電圧」となります。


電子機器ではLEDやモーターなど、様々な電気部品を動かすために部品毎に複数種の電圧供給が必要となります。
仮に電池だけで個々の電子部品を動かす場合、電圧の異なる複数の電池が必要です。
そうすると、必然的に完成品が大きくなり、コンパクトな製品が設計できません。
これに対し、トランスを使うことで、多出力の電圧が取り出せるようになり、電池も1個で済むため、コンパクトな製品が実現します。


上述以外にも1対1の電圧の際にトランスを使用する等いろいろな使い方があります。
最終製品ごとにトランスの使い方も変わりますが、安定した電圧を供給するために使用することは変わりませんので、目的に合致した性能のトランスを採用することが重要です。



Q2.なぜ特注でトランスを製作するのですか?

A2.トランスとしての効率性・安定動作性などを考えると、一からオリジナルの設計をした方が信頼性のある良い製品ができあがります。

市販また既存のトランスを使って制作した場合、希望の電圧等が無ければ異なる電圧のトランスを入れて調整を行わなくてはならないため、効率に影響を及ぼします。また、トランスは周辺部品の影響を受けますので、仕様に沿った(近い)一般的なトランスを実装したとしても、動作しないことがあります。


実装したトランスが動かない・発熱温度が高いなどのトラブルの解消は時間とコストが掛かります。そのような不要なトラブルを防ぐためにも、弊社では製品に合わせた特注のトランスをおすすめしております。



Q3.トランスにはなぜ様々な回路方式があるのですか?

A3.トランスを採用する際、「多出力が欲しい」、「電力が取れるものが欲しい」、「高電圧を発生させるものが欲しい」、「ノイズが少ないものが欲しい」等、個々により必要な要件が異なります。そのご要望に応えるため、今まで様々な電源回路が開発されてきました。

多くの回路方式がありますが、一長一短があり、全ての条件を満足する電源回路はありません。
そのため、ご要望に応じた最適な回路方式を選定することが必要となります。




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トランスの設計製作については、「お問い合わせフォーム」よりご連絡ください。

折り返し担当者よりご連絡致します。


*トランスの製作に関するお問い合わせが増えております。

中には設計や部品の選定に時間がかかるものもございますので、早めにご相談頂けますとスムーズにお話を進めることができます。トランスが必要になった段階でご一報いただければ幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。



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