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*【ヘリウムリークディテクタレンタル休止のご案内】
ヘリウムリークディテクタの整備の都合により、当面の間、ヘリウムリークディテクタ等のレンタルを休止させていただきます。
再開しましたら、改めてこちらのホームページにてご案内いたします。
ご不便をおかけして申し訳ございませんが、どうぞよろしくお願いいたします。
弊社ではヘリウムリークディテクタ「ASM310」のレンタルを行っております。
「ASM310」は真空法及び加圧法に対応する高性能コンパクトモデルで、取扱いのしやすさはトップクラスの機種です。
貸出期間は3日間からです。
様々なオプションもご用意しておりますので、お客様の環境や条件に合わせてご案内致します。
お気軽にお問い合わせください。
*ヘリウムリークディテクタのレンタルは「短期間レンタル」のみとさせていただいております。(「1週間以上の長期レンタル」は見合わせております)
【レンタル参考価格(税別)】
本体貸出 基本価格 | 3日間 8万円 / 1週間 12万円 |
運送費 | 都度お見積り(専用ケースにて輸送) |
【追加オプション】 | |
スニファープローブ | 1万円 (加圧法の用途で必須) |
配管部品 | 都度お見積り(真空法の用途のお客様のみ必要に応じて) |
検査用ヘリウムガス | 低圧スプレー缶 @1,000円(販売のみ)他 |
圧力調整器&スプレーガン | 5,000円 (口金W21-14山左ネジ、調圧範囲0.02~0.26MPa) |
出張操作説明費 | 2万円 (レンタル初日、未経験のお客様に推奨、交通費は別途) |
お申込み・お問い合わせはこちら
半導体産業をはじめ、幅広い分野の漏れ検査(気密検査、リーク試験)で活躍する非破壊検査装置でもあるヘリウムリークディテクタの検査方法をご案内いたします。
気密検査の方法は主に真空法、加圧法などが挙げられます。真空法は真空容器・ガス配管・精密機器などの検査に向いており、加圧法は加圧容器・減圧に対応しない部品・大容量の容器・液体や粉体などの残留物が存在する空間などの検査に向いています。
下記の流れで、ヘリウムリークディテクタのレンタルを行っております。
弊社は下記機材の他、様々な機材を使用して検査いたします。
弊社ではドイツのファイファーバキューム社が販売するヘリウムリークディテクタ「ASM310」を保有しております。
1.業界屈指の軽さ
最大の特徴は21Kgという軽量化さとB4用紙大のコンパクトな設置スペース。
1人で持ち運べるため、現場への持ち込み等の作業効率に秀でいています。
2.競合メーカーを凌ぐ広い測定圧力領域
真空法における最大吸気口圧力は1500Paです。このため多少大きなリークがあっても試験が可能です。
3.その他の特徴
実用上の最小検知感度は1.0×10E-12Pa・m3/sで微少リークも検出可能。クリーンルームでも安心して使えるドライポンプ仕様、SDカードへ検査結果を保存機能、日本語表示対応、45dBAというと優れた静音性など魅力的な機能を有しています。
モデル名 | ポータブルヘリウムリークディテクタ ASM310 |
最小検知感度(真空法のスタート状態) | 1.0×10E-12Pa・m3/s |
最小検知感度(加圧法・スニファー法) | 1.0×10E-8Pa・m3/s |
検知ガス(切替え可) | 4He(ヘリウム4・標準)、3He(ヘリウム3・同位体)、H2(水素) |
テストポートフランジ | NW25真空フランジ(ISO-KF25) ※荷重5kgまで |
最大テストポート圧力(真空法) | 1500Pa(ゲージ圧では-99.85KPa相当) |
あら引きポンプ | ダイヤフラムポンプ(ドライポンプ) 排気速度 1.7m3/h(約28L/min) |
外形寸法・重量 | 幅350mm×奥行254mm×高さ448mm(設置面積B4用紙大)・21kg |
電源 | AC90~240V 最大消費電力300W ※AC100V3Pプラグ付ケーブル添付 |
騒音レベル | 45dB(A)以下(図書館内の騒音レベル相当) |
内部校正リーク性能 | 1.3×10-7Pa・m3/s ※2019年発行の成績書(英文)はコピーで提出可能 |
ヘリウムリークディテクタの操作や検査方法等に不安のあるお客様に対し、ご納入時に操作説明を行います。初めてリークディテクタをご使用されるお客様は基本的に操作説明のご利用をお願いしております。
大気圧近辺の排気速度500L/minを有する2019年発売の最新型ドライ真空ポンプDSP501をレンタルしています。ASM310と並列配管接続することで大きな容積のリーク検査が可能です。重量は21Kgと軽量で、消費電力が600WのためASM310と同一の電源系統で使用可能です。
加圧法(スニファー法)の検査で必要になる部品です。検査対象物の内部にヘリウムガスを加圧状態にして、シール部などから外部にヘリウムが漏れ出ているかを、スニファープローブを用いて検査します。プローブの長さは5mです。
ヘリウムリークディテクタと装置間を接続するアダプタ・継手・ホースなどを弊社でまとめてご用意します。継手の形状やご使用条件によっては、レンタルではなく販売品としてご納入致します。
真空法(スプレー法)でヘリウムガスを吹き付けるための圧力調整器を用意しています。ガスが出すぎないよう少量を吐出するため特注のオリフィス入りのスプレーガンと組み合わせたセットです。ボンベと接続する口金は"W20.9-14山の左ネジ"仕様です。
ヘリウムボンベが無い環境での検査でご使用頂きます。スプレー缶は高圧ガス保安法に抵触しないため混載便でお届け可能です。圧力調整はできませんがリーク箇所が確定している場合の検査には有効なアイテムです。ヘリウムガスの充填量は9.5Lです。
レンタル正式契約後、弊社よりお客様宛に請求書を発行致します。
レンタル開始日までに請求書に記載されている弊社指定口座にお支払いをお願い致します。
長期間に及ぶレンタルの場合は、月末で一度締めさせていただき、1ヵ月ご利用分の請求書を発行させて頂きます。
お急ぎで機材が必要なお客様は、別途ご相談とさせて頂きます。お気軽にお問い合わせください。
ヘリウムリークディテクタのレンタルにおいて下記の注意事項をご了承願います。詳しくはお問い合わせください。
【1】真空法による検査で、ヘリウムリークディテクタが以下の成分を吸引する可能性がある場合は製品が破損する恐れがありますので、お貸出しを控えさせて頂きます。
【吸引不可なもの】
・粉塵、粉体、液、蒸気、溶剤、オイル、腐食性ガス、毒ガス、その他機器の性能に悪影響を与える可能性のある成分。
※吸引を回避するため別置きの真空ポンプであら引きを行うか、適切なフィルターやトラップを設けた場合を除きます。
※固形物の吸引対策として100メッシュまたは20μmの焼結フィルター付センターリングを装着し出荷しております。
【2】粉塵が著しく舞う場所、降雨下の運転、放射線管理区域でのご使用には対応しておりません。
設置環境の外気温が10℃未満または40℃以上での運転についても機械に悪影響となります。
【3】物理的な制限や検査対象の条件、機械の性能等により、期待する検査ができない場合があります。
【検査ができない要素】
(真空法・スプレー法の場合)
・ヘリウムの吹き付けが物理的にできない部位への検査
・真空法の検査が可能になる1500Pa(ゲージ圧表記でいう-99.85KPa)以下まで減圧ができない場合
・測定時に表示されているリークレートよりも低いレートのチェック(配管圧力や、アウトガスの影響を受けます)
・大きなリークポイントの直近にある小さなリーク箇所との識別
(加圧法・スニファー法の場合)
・スニファープローブの先端が届かない部位に対する検査
・測定時に表示されているリークレートよりも低いリークレートの検出
・大きなリークポイントの直近にある小さなリーク箇所との識別
【4】お客様の運用に起因するレンタル機材の破損・著しい性能低下・紛失・合意なき返却期間の延長による実害等が発生した場合は、修理費用または損害の補填費用の負担をお願いする場合がございます。詳しくはお問い合わせください。
現在のレンタル状況は「貸出可能」です。
設備や部品のリーク検査やメンテナンス等で一時的にヘリウムリーク試験を行いたい場合や、お手持ちのヘリウムリークディテクタが故障や業務集中で使えなくなってしまった時は、是非ともお声かけください。
経験豊富なスタッフが、検査方法のご相談や必要部材の準備に加え、機材の操作説明とリークレート値の挙動の読み方に至るまで技術面も含めたトータル的なサポートを行い、レンタルをご利用されるお客間の不安要素を払拭できるよう努めて参ります。
ヘリウムリークディテクタのレンタルをご希望される方は、
上記注意事項をご確認の上、「お問い合わせフォーム」よりご連絡ください。
折り返し担当者よりご連絡させていただきます。