真空ポンプ修理や電子部品(トランス)製作・ヘリウムリーク検査は株式会社ソナスリンクへ
弊社では漏れ検査に効果を発揮する「ヘリウムリークディテクタ」を販売しております。
お客様の検査品目や使用環境を確認した後、お客様のご使用に適したヘリウムリークディテクタを提案いたします。
ヘリウムリークディテクタのメーカーは複数ございますが、使い勝手や機体のメンテナンス性、サービス体制、品質など実際に使ってみると各々個性がございます。私共は、各メーカー様との交流の中で機体の特徴を確認したり、展示会などで情報を得るなどをして、新しい情報を得るように心掛けております。
選定の際には、ヘリウムリークディテクタに使われているポンプ・真空計・バルブ等に関する部品レベルの知識に加え、過去に様々なユーザー様で発生している故障の事例や原因と対策を考慮した機体選定を行っております。
ヘリウムリークディテクタの新規導入について検討される際は、お声かけいただけますと幸いです。
・真空スプレー法、真空容器法、真空フード法などに対応
・ヘリウムを封入した部品等の加圧検査にも対応するモデル
・お客様のご用途、日々の運用スタイルに応じて機種を選定
・加圧法(スニファー法)の検査専用の機体
・汎用モデルよりも空気の吸引量が多く、漏れを見つけやすい
・汎用機のスニファー法利用時と比較して高レスポンス
ファイファーバキューム・キヤノンアネルバ・アルバック・ライボルト・インフィコンなど
メーカー | 型式 | 補助ポンプ能力 | 最小検知感度 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
ファイファー | ASM310 | 28L/min | 5×10E-13Pa・m3/s | 真空法・スニファー法 |
ファイファー | ASM340 | 250L/min | 5×10E-13Pa・m3/s | 真空法・スニファー法 |
ファイファー | ASM306S | - | 1.0×10E-8Pa・m3/s | スニファー法専用機 |
アネルバ | M-212LD | 30L/min | 10E-12Pa・m3/s台 | 真空法・スニファー法 |
アネルバ | M-222LD | 236L/min | 10E-12Pa・m3/s台 | 真空法・スニファー法 |
アネルバ | M-232LD | - | 10E-8Pa・m3/s台 | スニファー法専用機 |
*各機種毎に特徴や個性がございますので、詳しくはお問い合わせください。
上記以外の製品につきましても、お取り扱いしておりますのでお気軽にお問い合わせください。
※ドイツのファイファーバキュームのヘリウムリークディテクタは、補助ポンプ・ターボ分子ポンプ・真空計・分析管の主要部品が全て自社ブランド製品で構成されています。2022年は世界規模で3000台近いヘリウムリークディテクタを出荷している歴史の長い信頼性の高い真空機器メーカーです。
同社の機体は高い圧力帯でも測定ができる特徴を有し、日本語表示モードや外部記録メディアによる検査データの直接保存機能など便利な機能が集約されています。また、日本国内の1つの工場でポンプや分析管の分解オーバーホール、真空計の交換なども同時にできるサービス体制を持ち合わせているため安心してお使いいただけます。
*キヤノンアネルバは日本の真空機器・真空装置メーカーで、真空を用いたガス分析において高い技術力を有しています。同社の製品は持ちやすく視認性の良い着脱式のハンドコントローラが特徴です。
1.使用方法の説明 (弊社よりご購入いただいたお客様向け)
お客様のご用途に応じたヘリウムリークディテクタの使い方や検査機の構造及び数値や単位の意味について対面形式でオペレーター様に説明いたします。また、検査時のテクニックや安全な運用方法などの現場で役に立つ情報を実際の機体を用いて説明いたします。
2.フィルター販売
真空法のヘリウムリークテストでは、繰り返しの検査に伴い、汚れやパーティクルを排気系と分析管に引き込むことになります。
そこで弊社では、経験と実績に基づきヘリウムリークディテクタで使用できる外付フィルターを提案します。フィルターの選定を見誤ると、トラップすべきものが取れなかったり、アウトガスや抵抗が検査の足枷になることがありますので注意が必要です。
3.ヘリウムリーク検査用圧力調整器セット販売
ヘリウムリーク検査で使いやすい圧力調整器のセットを販売しています。
真空スプレー法の検査を行うにあたり、最適な圧力を出せる低圧用の圧力調整器と、ヘリウムが出過ぎないように特注オリフィスを打ち込んだ改造型スプレーガンを組み合わせたヘリウムリーク検査専用のセットです。部品メーカー様や装置メーカー様、配管施工業者様など幅広いユーザー様にご愛用いただいております。
お問い合わせ・ご相談はこちら
ヘリウムリークディテクタを選定する場合、「使用用途」と「使用環境」をしっかりと確認する必要がございます。検査基準や検査品目だけでなく、どのように運用していくのかも重要です。
また、しっかりと「感度」を維持したい場合は、メンテナンスも重要なポイントです。精密機械のため、使用していくと徐々に感度が落ちていきますので、定期的な整備が必要です。
上記を念頭に置きながら、下記条件を考慮しつつ選定しております。
・検査対象品の形状や稼働時間、検査数量
・検査対象品の検査方式
・基準のリークレート値
・使用環境及び使用者様の使い方
・持ち運びの有無
・メンテナンスや故障時の対応
・ご予算
・その他の要素
弊社で実際に行ったヘリウムリーク検査をご紹介いたします。
【検査例】
ヘリウムリークディテクタに関するお問い合わせは、下記お問い合わせフォームよりご連絡ください。
担当者が折り返し、ご連絡いたします。
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